COUNTERTRANSFERENCE: LIGYUNG

【アート】「逆転移」 リギョン展

2014.10.31(金)~2015.1.7(水)

「逆転移」 リギョン展
COUNTERTRANSFERENCE: LIGYUNG

展覧会概要
作家プロフィール
基本情報

展覧会概要
ソウル在住のアーティスト・リギョンは、初期から一貫して光をテーマにした作品制作を行っています。光は彼女の作品の中で、「見えるもの」と「見えないもの」の関係を再定義する重要な役割を担います。「百聞は一見にしかず」という言葉に表されるような、私たちが抱く視覚への絶対的な信頼を揺るがすように、見えるものの限界と不完全性を問いかけます。

今回のフォーラムでは、光にまつわる二つのインスタレーションを展示します。
空白を思わせる一面真っ白な空間。見えないものを見ようとする人間の本能的な衝動を形にしたかのような《善悪の知恵の木》は2001年に制作されました。禁断の果実をメタファーに据えた、目をくらます強い光に満ちた部屋は、私たちの見ることへのゆき過ぎた欲望がハレーションをおこしているかのようです。

一方、新作である《蛇の口づけ》は、不可視性そのものを表現することに焦点が当てられています。メゾンエルメスの空間ならではの自然光の移り変わりから、目に見えないけれどもそこにある「太陽の光を描くこと」を作家は目指します。螺鈿細工を思わせる床面とサウンドを用いたインスタレーションの中で、私たちは何を感受するのでしょうか。

2014年は、現代美術における「素材」についての考察を行ってきたフォーラムですが、皮革やクリスタル、シルク、銀といったソリッドな素材(コンダンサシオン展)から、私たち個人に生まれながらに与えられた身体(谷内恒子展)へ、そして2014年の締めくくりとなる本展では、光という非物質的な素材が生み出す表現が登場いたします。

作家プロフィール
リギョン Ligyung

1969年、韓国全州生まれ。ソウル在住。1992年慶熙大学(ソウル)卒業後、1998年にロンドン芸術大学 チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(ロンドン)にて研究修士号を取得。「目に見えるものだけを信じるのが、いかに不完全なことか?」という問いを、光を使ったインスタレーションによって表現している。主な個展に、「More Light」(コリアナ美術館、ソウル、2012年)、「Paradise Lost」(ギャラリー・ヒュンダイ ウィンドウ・ギャラリー、ソウル、2008年)、「too big to miss」(ギャラリー・セジュル、ソウル、2005年)など。

基本情報
■ 開館日:2014年10月31日(金) ~ 2015年1月7日(水)

■ 開館時間:
月~土 11:00~20:00(入場は19:30まで)
日   11:00~19:00(入場は18:30まで)

下記の日程においてエルメス銀座店の営業時間変更に伴い、開館時間が変更になりますのでご注意ください。
12月7日(日)、14日(日)、21日(日) 11:00~20:00(入場は19:30まで)

■ 休館日:エルメス銀座店の営業時間に準ずる
11月19日(水) 12月31日(水)
2015年 1月1日(木)、2日(金) 

■ 入場料:無料

■ 会場:銀座メゾンエルメス8階 フォーラム

■ 主催:エルメス財団